いぬのいる島

日々、散歩しては迷っている

4月1日(月) 睡眠失敗 『ZOO』の鑑賞も失敗

 

またもや睡眠失敗の日でした……。

 

昨晩1時前に寝たのだが3時には目が覚めてしまい、そこから眠れなかった。ここ最近深夜まで働くという生活サイクルだったし、体内時計が狂ってしまったのだろう。最近は諦めの境地に入りかけているが、諦めようが諦めまいがQOLが爆下がりである。

 

4時ごろに、寝れないかな、とベッドで目を閉じて寝転んでいると、隣で寝ていたパートナーが「ころす……」と寝言を呟いた。こわ。なんか物騒な夢でも見ているのか。昨晩観た映画『DUNE』でいろんな陰謀や戦闘のシーンを見たからだろうか。ちょっと面白いので、ベッド脇のiphoneのメモに書き残す。

 

やがてパートナーのスマホのアラームが鳴って、彼女が目を覚ましたので、物騒な寝言言っていたよ、と報告すると嬉しそうに笑っていた。嬉しいのか……。

 

わたしも寝室を出て、彼女の淹れてくれたコーヒーを飲み、トーストを齧る。睡眠不足の日は食欲が旺盛になる、と最近の日記に書いた気がするけど、この日は身体がしんどくてあまり食欲はなかった。眠いのに眠れないというのはつらい。しかし無情にも、出勤時間はやってくる。

 

外に出ると天気は晴れわたっていて気持ちがいい。まだ朝だけど、とてもあたたかく、4月のはじまりとしては最高だ。体調はあまりよろしくないがそれでも晴れの日は気持ちいい。仕事中は眠気もなんとか誤魔化せたのだが、休憩時間などは完全に終わっていた。

 

仕事はともかく、今日はもう一つ問題があって、それは今日の仕事終わりに京都シネマで上映中の【ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師】という映画監督のピーター・グリーナウェイの作品を日替わりで上映する企画を観に行きたかったのだ。今日の上映作品は『ZOO』。

 

 

「英国式庭園殺人事件」「コックと泥棒、その妻と愛人」など唯一無二の芸術的センスで数多くのアーティストに影響を与えたイギリスの名匠ピーター・グリーナウェイが、動物の腐敗過程を記録することに没頭する双子の兄弟を描いた作品。

 

オランダ、ロッテルダムの動物園で働く双子の動物学者オズワルドとオリバーは、交通事故で同時に妻を亡くしてしまう。車を運転していた女性アルバは一命を取りとめたものの、片足を失った。悲しみに暮れるオズワルドとオリバーは、何かにとり憑かれたように動物の死骸が腐敗していく様子を映像に記録することにのめり込んでいく。やがて兄弟はアルバと親しくなり、アルバも彼らに好意を抱くが……。

参照元:映画.com)

 

 

あらすじの時点で変わっている。前から映画館で『ZOO』、というかピーター・グリーナウェイ監督作品が観たかったので今日のチャンスを逃したくなかったのだが、絶対に寝てしまうし、どうしようと迷う。仕事終わってから近場にバッテリーを4個補充しながらも迷っていたが、やっぱり観たい。

 

ピーター・グリーナウェイ監督作の誘惑には勝てない。多少眠くて集中できなくてもいいや、と観ることにしたのだが、冒頭10分くらいで寝てしまった。耐えられなかった。ほんとにもったいないことをしたし、映画にも映画館にも申し訳ない。ウトウトしては、起きて映画に食らいつこうとしたのだが、中盤はほとんどなにも覚えていない。わたくし4月もアタマから大変な不覚です。途中からでも本当に変な映画なのがわかったし、楽しかっただけに悔しい。

 

という日記を書いていたら、京都シネマで【ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師】の1週間の延長が決まっていたので、なんとかタイミングを合わせてもう一度観たい。

 

テンションがさがったまま家に帰って、昨晩作っておいた鶏肉のトマト煮込みを温めて、冷蔵庫の野菜室にあった野菜をグリルして、帰りに買ってきたバゲットを焼いて夕食にした。パートナーも同じくらいの時間に家に帰ってきたので一緒に夕食をとった。栗原はるみさんのレシピと分量やハーブの種類が足りなかったりしていてもしっかり美味しくて、この夕食には満足した。

 

22時半からわたしの好きなジャズドラマーの石若駿がNHK-FMでトランペッターの日野皓正氏と喋るというのでそれを聴きながら日記を書いた。

 

https://www.nhk.jp/p/rs/JR772YK81X/list/

 

シャワーを浴びて、0時ごろに就寝。睡眠うまくなりたい。睡眠外来に通うかな。