いぬのいる島

日々、散歩しては迷っている

3月13日(水) 「調子悪くて当たり前」の境地はまだまだ遠い

 

朝起きると、気分がよい。体調もすこし持ち直したようだ。パートナーは先に起きていて、支度をして家を出るところだった。今日の天気は晴れていたので、洗濯機を2回に分けて回しながら、コーヒーを飲みつつNHKあさイチをテレビで流し、日記を書き始めた。今朝のあさイチは「肩こり特集」。必見だ。

 

 

ここ数日の書けていなかった日記をまとめて書く。体調の悪かった数日間は日記を書くのが苦痛だった。しかし、体調がよくなると日記を書くのは楽しくて、3時間くらいをかけてゆっくりと書いた。そもそもはバッテリー運搬する記録を残すのも遊びのうちだと考えて、軽い気持ちで書き始めたのだが、だんだんと日記を書き続けることも自分のなかでノルマ化していった。ノルマと表現してしまうと苦役的なニュアンスが際立つけど、最近は日記を書くこと自体がとても楽しくなってきたところだった。

 

しかし、毎日書ける日ばかりではない。当たり前だ。今回の体調不良の原因が二日酔いというのが情けないけど、今後も調子が悪い日はくるだろう。そんな時だって後から書けなかった日の日記を書いてもいいし、また「体調が悪かった」ということを読み返すのも日記の面白みかもしれない。

 

そして数日間の日記を書いてみて思ったのは、わたしは「体調がいい」を基準に生活を組み立てようとしていることだ。自分としては「調子悪くて当たり前」くらいの考え方で生活しているつもりだったけど、まだその境地には至っていなかった。ここ数年は特に、体調が万全な日がどんどん減ってきている感覚がある。この考え方は見直さないといけないと思う。でないと、じきに自分自身への苛立ちから心が荒むだろう。周りの人にも迷惑をかけてしまうかもしれない。なによりも自分がつらい。あらためたい。

 

自分の感覚を書き起こす行為をきっかけに考え直すことができるのも日記の面白いところだなあ。「調子悪くて当たり前」精神で生活するためにはどうするのがいいのか。1日の行動目標や予定を、自分が健康な状態で想定する量の5割程度で一回修正してみるというのはどうだろう。これでいいのかわからないけど、とりあえずやってみよう。

 

 

一気に日記を書いて、はてなブログに連投してから、お昼ご飯に昨晩の残り物を食べ、仕事の支度をする。今日は昼から深夜まで仕事だ。「調子悪くて当たり前」基準で出勤。天気はいいが、風がとても強かった。

 

 

仕事を終えると、日付が変わっていた。まだ病み上がりだし、今日はバッテリーの補充はいいかと思っていたが、念の為バッテリー作業のマップを見てみるとチラホラとバッテリー回収の依頼が。近場に限定して、バッテリーを回収していく。実はちゃっかりビンディングシューズで出勤していたことをここに告白しておく。やはり欲が出てしまう。まあ、そもそもそういう遊びなのだけど。コンビニで1個、ホテルで1個、またコンビニで4個回収する。まだまだ深夜の京都は寒くて鼻水が止まらない。軽い運動になった。

 

そういえば途中、四条西院を走った際、若い男女が歩道の両端に横並びになって列を形成していた。おしゃべりに興じるにしては不自然な陣形だし、あれはなんだろう。「トー横」みたいな考えが一瞬頭をよぎるが、それにしてはあまりに目立つし、お店の呼び込みにしては人通りが少ない場所だし、時間帯だ。うーん、不思議だ。

 

家に帰ると深夜1時過ぎ。寒いので湯豆腐を作る。ポン酢ととろろ昆布で晩酌。湯豆腐が好きになったのもここ最近のことで、正直若い頃は年寄りの食べ物だとか考えていたが、今は湯豆腐が好きな自分が嫌いではない。美味しいぜ、湯豆腐。この間流し見していた『バタリアン』の続きを見ながらこたつに入って温まり、風呂に入って4時ごろ就寝。