いぬのいる島

日々、散歩しては迷っている

3月29日(金) 知識を入れるとノイズは増えるけど、卵でとじて美味しく食べて

 

8時過ぎに目が覚めた。昨晩夜更かししてしまったのでまだ眠かったが、今日の仕事は昼過ぎから深夜までなので、あとで仮眠をとることにして起き出し、コーヒーを飲んだ。朝食に超熟の食パンを2枚も食べた。1枚は焼かずに、1枚はトーストにして。個人的な感覚としては、睡眠不足だと食欲が旺盛になる気がする。

 

日記を書いてから、またPS5で『ゴーストオブツシマ』をプレイする。このゲームは対馬に蒙古が攻めてきて、対馬の武士が島を守るために戦うというストーリーだ。今まではこのゲームの蒙古軍の描写はまったく気にならなかったのだが、最近聞いているポッドキャスト番組が歴史をテーマにしており(『COTEN RADIO』)、その番組のなかでチンギス・カンを取り上げていて、知識が入ったせいでなんだか違和感を覚える。それはこのゲームの「蒙古」ことモンゴル族がほとんど騎馬戦をしてこない点だ。

 

エリート騎馬集団を形成したからこそ、世界にその名を轟かせた、という知識をラジオで取り入れたのでこのゲームの「蒙古」が騎馬戦を仕掛けてこないことを自分の頭の中で補足しようとしていることに気が付く。日本の山がちの地形が騎馬に適していないとか、海を渡る際に馬を連れてくることが難しかったとか。うーん、どれもしっくりこない。敵キャラクターとして、「蒙古」を倒せるのだが、「こいつらもしかして手を抜いているのでは?」という仮説がわたしの中で一番しっくりきてしまう。命のやりとりをしているのに手加減をする理由はないのだが。素直にゲームの世界に浸れ。

 

ある程度ゲームを進めて仮眠を取ることにしたのだが、全然眠れない。いつものことだ。しかたがないので、そのまま起きて支度をして昼食にする。この間、韓国土産で食べたブルダック炒め麺がおいしかったので、日本版を買ったのだ。日本版を買ったとさらっと書き流すこともできるが。わたしが韓国土産をありがたがっていたら、パートナーから「それカルディで普通に売ってるよ」と言われたのだ。今度わたしが買ったのはカルボナーラ風味。辛さのレベルも以前のものに比べてちょっと低めとのこと。袋麺を開封すると、ブルダック麺のソースとカルボナーラの粉末が入っていた。厳密にはわからないが、どうやら普通のブルダック炒め麺にこの粉末が入ることで辛さがマイルドに感じられるという仕組みのようだ。つまり辛さはそのままということ?なのか。

 

ものは試し。おそらく、赤くて甘辛いブルダックソースの量を少なくすれば辛さは抑えられる。しかし、そうなると味が薄くなってしまい旨味を損ねるのではないか。覚悟を決めて全てのソースと粉末を入れてみた。食べてみると、たしかにカルボナーラの風味はするが、とても辛い。ちょっとわたしには辛すぎるが、この味の濃さも捨て難い。悩みどころだ。汗をかきながら完食した。

 

ちょっとお腹の具合が心配だが、目は覚めた。そのまま出勤する。今日は天気がよくて、急に暖かくなった。出勤途中に半袖の人もちらほらと見かける。いよいよ本格的に春になるらしい。なんだか嬉しくなる。

 

 

仕事を終えて、職場を出たのは0時半ごろだった。SpotWORKのマップを開いてみる。週末の京都はまだまだバッテリー不足のようで、余っている回収依頼のスポットはひとつも見当たらなかった。こちらも眠いので、近場のコンビニに手持ちの4個をすべて補充して早々に家に帰ることにした。

 

帰りに家の近所のスーパーに寄る。惣菜コーナーに売れ残ったコロッケが一袋だけあった。「20円引き!」というシールが貼ってある。学生の時はこのコロッケでどれだけ食い繋いだことか。そう思い出すと、このコロッケを買って帰らざるをえない。

 

家に帰ると、風呂上がりのパートナーが髪を乾かしていた。わたしは、ただいまと言ってキッチンへ。油の回ったコロッケをアレンジする。アレンジと言っても、大層なことをするつもりはない。めんつゆを温めて、薄切りにした玉ねぎを入れ、そこにコロッケを浸して卵とじだ。これが売れ残りコロッケの最適解では?このあいだマウントスギで食べたコロッケの卵とじが美味しかったのだ。七味をかけて、適当に匙ですくって食べ、ビールを飲む。美味い。

 

コロッケを食べ終えてまたゲームをしてしまった。早く寝ればよかった。パートナーはさっさと寝室へ行った。わたしも遅ればせながらシャワーを浴びて4時前に就寝。本当に早く寝ればよかった。