いぬのいる島

日々、散歩しては迷っている

2月21日(水) レシピを見ないで料理をつくる

 

朝から重く平べったい雲が空全体に広がっていて、午後には雨とのこと。朝から仕事だったので、歩いて出勤することにした。昨晩予約した今春の旅行先のホテルの予約情報をパートナーと共有していたら、彼女から「部屋が喫煙になっているので却下」との指摘を受ける。ほんとうだ。慌てて「禁煙」の部屋を取り直すが、今度の部屋のほうが同じホテルでもお安く買えて、早く予約すればいいとうものではないのだなと首をひねる。

 

「首をひねる」っていう表現、ちょっと怖いな。

 

出勤前にマップを開く。今日と明日は週一回のお休みに充てようと思っていたのだが、通勤路より少し南にいったコンビニにバッテリー回収依頼があったので、ちょっと足を伸ばして1個回収。お休みに設定してみても回収したい気持ちが抑えられない。

 

 

朝から忙しく仕事をして、退勤して夕方。雨は降ったり止んだりのようで帰路では降っていなかった。そういえば最近はバスや電車に乗る頻度がかなり下がった。前までは職場から家の距離でバスを使って行き帰りしていた。それが最近ではバッテリー作業を行う分の時間的な余裕を持って動いているので、歩きや自転車で移動できる。この遊びを始めた目的の、運動の動機づけとしてもいい傾向だ。ただやはり雨という天候対策は考えなくてはいけない。

 

帰り道にあるスーパーに入る。夕食の準備にあたる時間だからお客さんが多い。そして野菜がとても安い。雨ということで客足が遠のきがちだし、テコ入れなのだろうか。どちらにしてもありがたい。しかし、逆に買いすぎてしまってエコバッグに詰めきれないほどになった。うおお…、スーパーの術中にはまってしまっている。、恐るべし、安売り戦術。

 

 

わたしとパートナーの間では家事の分担はゆるやかで、ふたりとも仕事の日には食事や家事はしなくていいということになっている。明確に決めたわけではないが、だいたいそんな生活の仕方になった。分担があまり明確ではないので、仕事が休みであっても家事を強制しないし、されない。今日はふたりとも仕事だったので、夕飯はどうあってもいいのだが、わたしは冷蔵庫にある残り物の食材が気になっていたので作ることを申し出た。

 

しかし、やはり仕事のあとの夕飯作りは手早くすませたいところだ。そこで今回は実験的に、レシピなどは見ずに作ってみることにした。いつもは食材を入れて、検索してレシピを決めて作り始めていた。レシピを見ないのはほとんどなくてちょっとこわかったが、これが意外と楽しくまた楽でもあった。

 

にんじんは細く切って酢と砂糖とオリーブオイルでキャロットラペに。調味料を混ぜたマリネ液に漬けて冷蔵庫に放置。オクラはネットのまま洗って、ガクとヘタを除いてレンジで4分、そこにポン酢と鰹節を混ぜてポン酢和えにした。ご飯を炊いて、豚肉の細切れに醤油と酒と片栗粉、すりおろしニンニクチューブを揉み込んでなじませておき、なすは乱切り、キャベツはひとくち大にざく切り、肉・なす・キャベツの順にフライパンで炒め、オイスターソースとみりん少々で味をととのえて豚肉のオイスターソース炒め。大根は1/2本くらいあったので、皮を剥いて、拍子切りにして半分は油揚げとこれまた残り物の白味噌と味噌汁にして、もう半分は残りのカニカマとマヨネーズとチーズ果汁を加えてサラダにする。

 

1時間くらいで5品作ることができた。味も不安だったが、帰宅したパートナーと食べたところ美味しく作れたようだ。レシピを見ないで作ると、味への保証がない分、味見を頻繁にして調整していくので大きな失敗にはつながりにくい気がする。しかし、やはり頭の中にあるレシピのアイディアが少ないので料理の種類は増えていかないだろうな。それでもレシピを見て迷うという時間は確実にないわけで、迷っている時間のストレスは少なかったように思う。なんといっても楽しかった。ついつい食べすぎてしまった。

 

そして今日は結婚の挨拶報告を姉に電話で伝えた。けっこう長い時間電話した。近々会う機会が増えそうで楽しみだ。

 

満腹になってシャワーを浴びて、前日の日記を書いて就寝。

 

 

そういえば、

「はめ殺し」もかなり怖い言葉だ。